相互鈑金のよもやま話 ~課題を“見える化”~

相互鈑金のよもやま話 ~課題を“見える化”~

皆さんこんにちは!

相互鈑金、更新担当の中西です。

 

 

~課題を“見える化”~

 

 

品質の前提:整備は“見えない作業”だから、証拠と説明が重要 🧠
整備は完成すると見えません。だからこそ『何を根拠に』『何をしたか』『なぜ必要か』を示す力が、現代の品質そのものになります。

忙しいほど説明が短くなりがちですが、説明を削るほど後で時間を失います。現代は“記録が最大の時短”です。⏱️

 

 

課題①:診断のズレ—原因不明のまま部品交換すると再修理になる 🔁
不具合は複合要因が多く、症状再現ができないと見誤りやすいです。OBDのDTCだけで決めると外れることもあります。

対策は『症状再現→データ取得→仮説→検証』の順番。可能性順に3つまでに絞り、断定しない説明で納得感を作ります。📊✅

 

 

課題②:追加費用トラブル—見積と請求の不一致が火種になる 🧾
整備では、分解して初めて分かる劣化や追加作業が出ます。ここで連絡と承認がないと『勝手にやられた』になります。

ルール化:追加が必要になったら、写真+理由+金額+選択肢を提示し、承認後に進める。これだけでトラブルが激減します。📷📞

 

 

課題③:作業ミス・置き忘れ—最後の確認で防げる 🔩
締付不足、コネクタ未接続、工具置き忘れ、異物混入。整備現場のミスは“最後の5分”で防げることが多いです。

チェックリスト、トルク管理、工具カウント、試運転の項目化。『人に頼らず仕組みに頼る』が基本です。✅

 

 

課題④:説明不足—お客様の不安は“情報の空白”から生まれる 😟
整備の価値は、説明されないと伝わりません。安全に直結する項目ほど、優先順位を示すと納得されやすいです。

説明テンプレ:①現象 ②原因候補 ③方針(優先順位) ④費用レンジ ⑤次回の予防。短くても“筋”が通ると信頼が残ります。🗣️✅

 

 

課題⑤:品質のばらつき—属人化が再作業率を上げる 📉
同じ作業でも人によって時間と品質が違うと、工程が乱れます。忙しいほど“当たり”の人に仕事が集中し、疲労で品質が落ちる悪循環になります。

作業標準、段取り表、工具配置、部品手配の前倒し。標準があるほど、誰でも回せる現場になります。🧰

 

現場で効く:『整備の3点セット』✅
①診断の根拠(データ)②📊📷🧾作業の証拠(写真・測定値)③説明の一貫(見積→作業→請求)

この3つを徹底すると、クレーム・再修理・問い合わせ対応が大幅に減ります。✨

 

 

まとめ:品質は“記録と説明”で守れる 🏆
現代の整備は、技術だけでなくコミュニケーションが品質です。見える化で、信頼と利益を守りましょう。🔧🚀

次回は、診断機サブスク・部品高騰・稼働率など“経営課題”と、粗利を守る改善策をまとめます。💰📈

 

追加:整備工場で増えやすい“事故・ヒヤリ”と対策 ⛑️

  1. 車両落下:リフト点検、アーム位置確認、ストッパー、指差呼称🛠️
  2. 挟まれ:補助者配置、合図統一、作業範囲立入禁止🚧
  3. 火災:溶接・グラインダーの火花管理、消火器、可燃物撤去🔥
  4. 感電(HV/EV):絶縁手袋、遮断手順、表示、教育⚡
  5. 薬品:ブレーキクリーナー等の換気、SDS、保護具🧪
  6. タイヤ破裂:空気圧管理、ケージ使用、規定圧遵守🛞
  7. 腰痛:姿勢、補助具、重量物は2名、作業台の高さ🧍‍♂️
  8. 試運転事故:周囲確認、ルート固定、速度管理🚗
  9. 置き忘れ:工具カウント、締結トルク管理、最終確認🔩
  10. 熱中症:ピット換気、休憩固定、補給、WBGT🥤☀️
    安全が整うほど、品質と生産性も上がります。✅

追加:品質を守る“整備の3点セット”✅
①診断の根拠:症状再現+データ(DTC/波形/数値)📊
②作業の証拠:写真・測定値・交換部品の提示📷
③説明の一貫:見積→作業→請求の整合(追加は承認)🧾
この3つがある工場ほど、クレームが激減します。✨

 

追加:顧客トラブルを防ぐ“説明テンプレ”🗣️
・現象:いつ/どこで/どんな条件で起きるか🔍
・原因候補:可能性順に3つまで(断定しない)🧠
・方針:診断→提案→優先順位(安全・法令・予防)🚦
・費用:最低/想定/上限、追加時の連絡ルール📞
“分かりやすい言葉”が信頼を作ります。✅

 

追加:収益改善の王道は“標準時間×単価×稼働率”📈
・作業標準(段取り・工具・部品配置)🧰
・予約枠の設計(点検/重整備/電装診断)🗓️
・部品手配の前倒し(待機を減らす)📦
・メニュー化(車検、点検、タイヤ、エアコン)🧾
・再作業率(手戻り)をKPIにする🔁
ムダが減るほど、同じ人数でも利益が残ります。💰

 

――――――――――――――――――――

 

この記事が、自動車整備業に携わる皆さまの『安全・品質・収益・信頼』を守るヒントになれば幸いです。🙏🔧